2013年01月17日
Rock&Snow!
2013年1月13日 八ヶ岳 横岳西壁石尊稜
肋骨骨折の事もあって、去年の暮れからユルユルの山登りばかり。まぁそれはそれで楽しいんですが、お陰様で腹もユルユル、腕もユルユル、脚もユルユル。ここらで一丁、〆てもらおうとM師匠に2週間ぶりの八ヶ岳へと連れて行ってもらう訳です。
肋骨骨折の事もあって、去年の暮れからユルユルの山登りばかり。まぁそれはそれで楽しいんですが、お陰様で腹もユルユル、腕もユルユル、脚もユルユル。ここらで一丁、〆てもらおうとM師匠に2週間ぶりの八ヶ岳へと連れて行ってもらう訳です。
今回のメンバーは、5人。男はM師匠と僕だけ、あとはレディー達です。レディーの内1人はアイゼンで歩くのもピッケルを持つのも初めて、もう1人も2回目という初心者以下?若くてマラソンをしているんで身体能力が高いとはいえ、M師匠だからこそ連れていけるメンバーです。
美濃戸口の駐車場はほぼ満車でしたが、まだ激しいワダチが出来ていない林道を進んだ、赤岳山荘の駐車場はかなりの空きでした。真っ暗な中ヘッデンの明かりで 5:08 出発です。まずは南沢を赤岳鉱泉に向けて進みます。
さすがマラソンをしているだけあってレディー達そこそこのペースで 6:32 赤岳鉱泉到着。パンをかじり、クライミング装備を身につけ 7:03 石尊稜取付に向け出発です。取付まではトレースがあってラッセルせずに進めました。これ、トレースがなかったら、迷いますね。
石尊稜取付です。僕らの前にも後にも数パーティーがいます。サスガの人気ルートですね。1時間ちょっとここで待ちです。有難いことに風は弱いんですが日陰なんでかなり寒いです。
今回は、初心者にも声が届くように短くピッチを切ります。これ1P上部からの眺めです。Tさんが取り付いていますね。右ルートを選択。残置ハーケンで3箇所ランニングを取りました。雪が少なくて岩が露出しているため、ホールドはじっくり探せばあります。
1P終了点から上部を見上げる。ここからはコンテ。草付&灌木を利用して登ります。
灌木帯の稜線を歩きます。やっぱり太陽は温かい。生き返ります。
灌木帯の稜線を抜けると、よく雑誌で見る雪稜ですね。
上部岩壁は、リードというかフリーソロ状態でヨジって、Tさんのフォローをします。写真は上部岩壁後のガリーです。まだ、雪が少なくて落石を起こしそう。このガリーを登り切ると・・・
12:10 ヒョッコリと稜線に出ます。稜線からは、赤岳と富士山がマルっと丸見え。風も弱く、ポカポカの太陽の下でロープを仕舞い、軽くパンを齧って12:40 下山です。
稜線を赤岳方向に進みます。3連休の中日です。また、明日からお天気が崩れてくるようなので集中したのか?結構な人が歩いています。
地蔵尾根を下ります。やや渋滞気味。程々に積もった雪が、程々に締まっていて、程々にアイゼンがききます。
樹林帯に入るとレディー達はシリセード。僕は、ソフトシェルパンツなんで濡れるのを嫌って歩いて下ります。
13:52 行者小屋到着。ちょっと一服。登攀具をしまって、ハーネス、アイゼンを外して14:14 美濃戸へ向けて下山です。15:08 赤岳山荘駐車場到着。
久しぶりのヨジリ。こんなに劣化していたのか?という程、筋肉が衰えていました。お陰様で翌日は全身筋肉痛でした。これで山スキーモードへと気持ちを切り替えようと思っていた矢先、荒島岳で悲しい事故がありました。
なぜ?どうして?沢山の疑問で溢れています。そして、ホント悲しい気持ちでイッパイです。技術、装備、知識。今一度振り返っています。謙虚に謙虚に。山は楽しい場所であって欲しい。
美濃戸口の駐車場はほぼ満車でしたが、まだ激しいワダチが出来ていない林道を進んだ、赤岳山荘の駐車場はかなりの空きでした。真っ暗な中ヘッデンの明かりで 5:08 出発です。まずは南沢を赤岳鉱泉に向けて進みます。
さすがマラソンをしているだけあってレディー達そこそこのペースで 6:32 赤岳鉱泉到着。パンをかじり、クライミング装備を身につけ 7:03 石尊稜取付に向け出発です。取付まではトレースがあってラッセルせずに進めました。これ、トレースがなかったら、迷いますね。
石尊稜取付です。僕らの前にも後にも数パーティーがいます。サスガの人気ルートですね。1時間ちょっとここで待ちです。有難いことに風は弱いんですが日陰なんでかなり寒いです。
今回は、初心者にも声が届くように短くピッチを切ります。これ1P上部からの眺めです。Tさんが取り付いていますね。右ルートを選択。残置ハーケンで3箇所ランニングを取りました。雪が少なくて岩が露出しているため、ホールドはじっくり探せばあります。
1P終了点から上部を見上げる。ここからはコンテ。草付&灌木を利用して登ります。
灌木帯の稜線を歩きます。やっぱり太陽は温かい。生き返ります。
灌木帯の稜線を抜けると、よく雑誌で見る雪稜ですね。
上部岩壁は、リードというかフリーソロ状態でヨジって、Tさんのフォローをします。写真は上部岩壁後のガリーです。まだ、雪が少なくて落石を起こしそう。このガリーを登り切ると・・・
12:10 ヒョッコリと稜線に出ます。稜線からは、赤岳と富士山がマルっと丸見え。風も弱く、ポカポカの太陽の下でロープを仕舞い、軽くパンを齧って12:40 下山です。
稜線を赤岳方向に進みます。3連休の中日です。また、明日からお天気が崩れてくるようなので集中したのか?結構な人が歩いています。
地蔵尾根を下ります。やや渋滞気味。程々に積もった雪が、程々に締まっていて、程々にアイゼンがききます。
樹林帯に入るとレディー達はシリセード。僕は、ソフトシェルパンツなんで濡れるのを嫌って歩いて下ります。
13:52 行者小屋到着。ちょっと一服。登攀具をしまって、ハーネス、アイゼンを外して14:14 美濃戸へ向けて下山です。15:08 赤岳山荘駐車場到着。
久しぶりのヨジリ。こんなに劣化していたのか?という程、筋肉が衰えていました。お陰様で翌日は全身筋肉痛でした。これで山スキーモードへと気持ちを切り替えようと思っていた矢先、荒島岳で悲しい事故がありました。
なぜ?どうして?沢山の疑問で溢れています。そして、ホント悲しい気持ちでイッパイです。技術、装備、知識。今一度振り返っています。謙虚に謙虚に。山は楽しい場所であって欲しい。
Posted by koji at 23:16│Comments(2)
│八ヶ岳
この記事へのコメント
雪少なそうですね。
この翌日には結構積もったのかもしれませんね。
この前話ができて少しは気持ちの整理ができました。
ホント謙虚な気持ちで山に向かうべきですね。
いつも笑っていられるくらい余裕のある山行でありたいです。
この翌日には結構積もったのかもしれませんね。
この前話ができて少しは気持ちの整理ができました。
ホント謙虚な気持ちで山に向かうべきですね。
いつも笑っていられるくらい余裕のある山行でありたいです。
Posted by ヨウメイ at 2013年01月21日 22:22
ヨウメイさん
最初の1Pで前パーティのおばちゃんが落石を起こして、結構ビビりました。
冬山で落石なんて・・・そんぐらい雪が少ないってことです。
そうですね。お話出来て良かった。
年を取っていけば、それだけ辛い別れの経験も増えていきます。
人間は、どんなに辛い事でも時間の経過と共に乗り越えられるんです。
謙虚な気持ちで、楽しんでいきたいですね。
最初の1Pで前パーティのおばちゃんが落石を起こして、結構ビビりました。
冬山で落石なんて・・・そんぐらい雪が少ないってことです。
そうですね。お話出来て良かった。
年を取っていけば、それだけ辛い別れの経験も増えていきます。
人間は、どんなに辛い事でも時間の経過と共に乗り越えられるんです。
謙虚な気持ちで、楽しんでいきたいですね。
Posted by koji at 2013年01月23日 20:05
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