2009年05月06日
GW登山 常念岳編
4:30 起床。ベンチレーターから、東の空を覗くと真っ青に染まっています。雲一つない青空。嫁を叩き起こし、西側の入り口を開けます。すると・・・
槍が薄っすらピンクに色づき始めています。最高!小屋泊まりでは絶対に無理。起きて5秒後には見られるんです。重い荷物を担いできて良かったと思う瞬間。
空、真っ青。常念岳です。早速、準備を整えて朝飯前にイッチョ登ってきます。天気が良いので嫁もガンバルみたいです。
....
嫌な予感。なんかガスってきたぞ。6:00 常念岳の登り口。殆ど雪が消えてアイゼン要らないようです。一応、持って来ていますが。
...
中腹からの小屋と槍方面。ちょっとガスッています。大丈夫か?
登山道に雪と氷が増えてきました。アイゼンはまだ着けずに慎重に登ります。空は、まだ大丈夫。
雷鳥のツガイです。やつらが出てくると、もうダメです。ガスってきました。
7:20 常念岳テッペン。ガスガスです。気分だけは陽気に、パァ〜〜!嫁は冷たい視線を送ってくれました。寒い。
そうそう僕らの登頂数分前に、マウンテンバイクを背負って登っている人がいました。蝶の方へ行ってしまいましたが、知る人ぞ知る人で、HPもあります。話したかった・・・。燕山荘にもチャリがあったので、ここまで同じルートだったみたいです。しかし、蛙岩の穴、どうやって抜けたんだ?なぞです。
7:38 常念岳から下山。下りは怖いのでアイゼンを装着しました。8:33 常念小屋着。朝飯食べて、ゆっくり帰る準備をします。フォーマは通じるのでタクシー会社に一ノ沢に、迎えの予約を入れます。
11:10 下山します。いきなりの急斜面出現に、オレはビビリまくり。
そこを嫁は、ご自慢のマシン(尻)を使いたくてウズウズ。危ないから止めろと言うのに、エンジンに火を入れてしまいました。バカです。でも、流石に早いです。悔しいので、こっちは滑落停止の訓練よろしく腹ばいで滑ります。楽しいぞ。バカ夫婦。
キャッキャ言って二人で滑り落ちるとデブリ帯が出現してきます。クレバスに落ちたら冷たくなりますので、今度は安全に2本足で歩きます。進化、ホモ・サピエンスになります。
デブリ帯を過ぎると雪も消え、普通の登山道になります。下界な感じです。なんか寂しいです。春なのにお別れです。
13:55 一ノ沢、到着。タクシーは、まだ来ていませんでした。
常念小屋 6:00 - 7:20 常念岳 7:38 - 8:33 常念小屋 11:10 - 13:55 一ノ沢
長くて短い2泊3日の稜線歩き。天気もソコソコで大満足の3日間でした。次はどこ行く?・・初夏の剱岳、涸沢からの奥穂、大キレット、、、悩みは尽きない。そんなオレは、ナヤンデルタール人。終わり。
前々回(燕岳編)、前回(パノラマ銀座尾根歩き)。
Posted by koji at 15:05│Comments(2)
│北アルプス
この記事へのコメント
おおお。一ノ沢詰めの滑走コース!
あの急斜面を下って来られたのですね、
尻ではスピードも出たことでしょう。
僕も今月中に、様子を見に行きたいなと思っています。
いい旅の記録を、ありがとうございました。
あの急斜面を下って来られたのですね、
尻ではスピードも出たことでしょう。
僕も今月中に、様子を見に行きたいなと思っています。
いい旅の記録を、ありがとうございました。
Posted by いまるぷ at 2009年05月07日 09:12
いまるぷさん
なんなんですか、あの斜面。地元の中学生はあそこをムリヤリなペースで登らされるんですか?
タクシーのドライバーが言ってましたが、その時のトラウマのせいで殆どの
地元民が登山と山が嫌いになるみたいですね。なんちゅう教育。
シリセード、嫁は尻にスロットルを持ってるみたいです。何かコツをつかんだらしく
スピードをかなり正確にコントロールしていました。しかし、あんな所を・・・本当にバカです。
それでは、その後の常念の記録、楽しみに待っております。
なんなんですか、あの斜面。地元の中学生はあそこをムリヤリなペースで登らされるんですか?
タクシーのドライバーが言ってましたが、その時のトラウマのせいで殆どの
地元民が登山と山が嫌いになるみたいですね。なんちゅう教育。
シリセード、嫁は尻にスロットルを持ってるみたいです。何かコツをつかんだらしく
スピードをかなり正確にコントロールしていました。しかし、あんな所を・・・本当にバカです。
それでは、その後の常念の記録、楽しみに待っております。
Posted by koji at 2009年05月07日 18:43
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