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2013年09月27日

嗚呼ジャンダルム(後編)

2013年9月22,23日 奥穂高岳~西穂高岳

嗚呼ジャンダルム(後編)

つづきです。

4:30 ヘッデンの灯りの中小屋を出発です。まだ、日の出前とはいえ、結構な数、ご来光狙いの登山者が前後にいます。

5:15 分岐を、西穂側に進みヘルメット、手袋など準備して 5:20 いよいよ、スタートです。


嗚呼ジャンダルム(後編)
先ずはウマノセです。個人的には、全ルートを通して一番ビビル所だと思います。高度感がありますが、慎重に進めば大丈夫です。

嗚呼ジャンダルム(後編)
これウマノセの遠景です。結構な角度ですよね。それにしても手前にいるピンクでオレンジのヘルメットの人は、全く怖くなかったみたいです。そんなことよりもジャケットの裾が気になるようなのです。

頭の中にあるとても大切なネジをどっかに落としてきたんでしょう。勿論、ヨメですが・・・。

嗚呼ジャンダルム(後編)
つぎはロバの耳。この写真はロバの耳の下りです。恐らく、この1時間後ぐらいにこの場所で落石の事故が起きています。ヘリがホバリングしてるのが見えました。ここ石が不安定な状態で所々に転がっています。前後というか上下に人がいる場合はホント要注意です。

嗚呼ジャンダルム(後編)
ロバの耳を過ぎると前方にジャンダルムがドカーンと佇んでいます。当然僕らには直登は無理、上高地側を巻いて進み、ジャンダルムに6:15 登頂。西穂側からだと簡単にのぼれます。天使のプレートは柄が無くなり、石の隙間に落っこちていました。

嗚呼ジャンダルム(後編)
ジャンダルムの頂上から西穂側を眺めます。うねってますね。5分ほど頂上を満喫してつぎへと進みます。

嗚呼ジャンダルム(後編)
こんな岩岩の稜線を進み・・・

嗚呼ジャンダルム(後編)
下りきった所が天狗のコルです。左のルンゼを下ると岳沢へとエスケープ出来ます。向こうには天狗岳が見えます。ヨメは登り返しに5ボヤキ入りました。

嗚呼ジャンダルム(後編)
天狗のコルから天狗岳へと取り付きます。チョット分かりづらいのですが、コルから天狗岳に向かって右に取付きがあります。ぶっといクサリがぶら下がっているので、無理して変な所をヨジらないように。ほぼ垂直の壁です。スタンス、手掛かりは豊富にあります。

嗚呼ジャンダルム(後編)
ちょいと進むと天狗岳の頂上が見えてきます。7:46 天狗岳頂上。頂上標のプレートが落ちていました。


嗚呼ジャンダルム(後編)
天狗岳の下り。これが一度聞いたら忘れないキャッチー・ネーム逆層スラブです。意外とフリクションが効き落ち着いて下りれば余裕です。ヨメのように後ろ向きで降りるより、前向きに降りた方が楽です。ただし鎖が切れてツンノメルとかは考えちゃダメ。

嗚呼ジャンダルム(後編)
間ノ岳。よく見ると3人が取り付いています。丸印、矢印があるのでチャンと追っていけば大丈夫です。

嗚呼ジャンダルム(後編)
8:25 間ノ岳頂上からのミゲール。

嗚呼ジャンダルム(後編)
間ノ岳の下りは、これまた落石ポイント。ザレザレでヤバイです。

嗚呼ジャンダルム(後編)
さすが人気の西穂高岳。頂上には人が沢山。ハイマツを掻き分けて 9:49 西穂高岳到着。そのままスルーで下山。丁度、朝イチのロープウェイで登って来た登山者とスレ違い。やや渋滞気味で下ります。11:44 西穂山荘スルー 、12:43 ロープウェイ西穂高口駅到着。なんとか無事に終われました。


今回、2度目の奥西になります。前回と比べジャンダルムの天使の柄がなくなっていたぐらいで大きな違いはなかったと思います。これからいかれるかたは、他の登山道と比べるとルートを示すマークや矢印が必要最低限、限りなく少ないので変な斜面を登らないように、落ち着いて探せば必ず見えますので。

後、人気ルートです、思考停止状態で誰かの後についていくのではなく、しっかりマークを確認して進んで下さい。変なところに行くと終わりです。


えっ?スーパーフィートの効果?
「そんなこたぁ~、しらねーよ!」


おわり。

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