ご存知、モンベルが販売してるジットボイル。
恐らく、持っている人の殆んどが悩みに悩んで購入したであろう、その費用対効果。
お湯を沸かす、ただそれだけの為に1万オーバーかよ!
でも、合体ロボット的ギミックに非常に弱い、超合金世代の僕はナンヤカンヤ理由を探し、とうとう買ってしまったのです。
そう、登山を始めた頃、もうズット昔に。
あの頃は、山猿の如く週末になれば近所の山を一つ一つ登りつぶし、頂上に着くとジットボイルでお湯を沸かしコーヒーを飲む。この幸せパターンで1年間。
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近頃の日帰り山登りザックはpatagonia ascensionist pack 25L スカスカ。あの頃はMILLET HIKER 28L パンパンで日帰り登山。
最近のジットボイルは、出番を待ち常に棚の上。
で何が言いたいのかと言えば、ジットボイルかさばり過ぎやんけ!ってこと。
そんなかさばり過ぎのジェットボイルなのですが、厳冬期の登山にはカナリいいんです。
お湯を早く沸かせると言うのは当たり前。何よりもありがたいのがコジー(ネオプレーン)で覆われ手で直に持てるクッカー。お湯を沸かし、キンキンに冷えた手でホールド、それはまるで熟女の太ももに挟まれたような温もり系幸福感到来。極寒の中で。
写真、良く見てください。ネオプレーン焦げてます。
ジットボイル、その構造故かなり風に強いんです。スノーピーク 地の様な、むき出し系ストーブではあり得ない位な強風下でも、バーナーの周りを手で覆ってやれば問題なし。しかもバーナーの熱を無駄なくその殆んどを鍋に移す為なのか全然手は熱くありません。むき出し系バーナーでこんな側を手で覆うと火傷します。
しかし、点火時の風には気を付けて下さい。ボッと点火した瞬間、火がスカート(風防)から漏れてネオプレーンに引火します。そして燃え上がり焦げます。油断大敵火事の元。
そんな出動がかなり減った僕のジェットボイルなんですが、1点だけ『コレ問題アルんじゃねーの?』というパーツが・・・。
ボトムカバー。これ2個目なんです。ヘビィーローテーションしてた頃、出動回数10回も無い頃、切り込み部分から裂けてきました。最強顧客満足度のモンベルにメールを出すとすぐに無償交換。ありがたい。
それから数年経ち、最近、また裂けてきたのです。低使用頻度故徐々に蝕まわれていたのか?この前の赤兎山でお湯をボトムカバーに注ぐとダダ漏れ。外す時に気付かなかったのか?と言うツッコミはさておき。
今回は、あまり使って無かったとはいえ数年経っているので流石に購入。
素材的強度的に問題のありそうな、この黒い初代バージョンのボトムカバーっていうのもアレなんで、その後発売されたFLASHの透明になったボトムカバーが使用可能かサポートに聞くとOK だと、、、頼みました。パーツ代1080円 + 代引き送料 540円。
(モンベル会員はモンベルのウェブショップの送料が無料なのに、パーツを頼むと有無を言わさず代引き送料になるのもなんだかなぁ~なんだけど・・・)
因みに、初代は強度的に問題があるんじゃ?的質問をしましたが、初代もFLASHも同程度の強度・・って事らしいです。
パンパンに詰め込まれた登山ザックの中のジェットボイル。ボトムカバーにかなり無理な力がかかっていそうなイメージ。外す時もコツがいるのか意外と外しにくい。
と販売されて何年経ってからの話なんだと、、、これ初代の話です。その後、雨後の筍の様に出てきたJ Bブラザースの事は分かりません。改良されたのか?
って、今更ながらの与太話。ホントノホントはもっとコンパクトなJB が欲しい。という深層心理。また理由探しなのか?
ゲロッパ。
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