マッシュ・モンスター

koji

2012年10月22日 23:20

2012年10月14日 きのこの山


小さな町には、必ずXXおじさん、XXおばさんなんて呼ばれる、コミュニティー内を活性化させるエスプリの利いた人がいます。

そういう僕も、近い将来、色ボケじじぃへと昇華し地域をピンク色に染める話は、ホントどうでもいい、でも家族には迷惑な話。

いつも一緒に山登りをしているSのオヤジさんも、そんなエキセントリックな一人。地元じゃ有名なきのこ名人、きのこ怪人、マッシュ・モンスターなんです。

マッシュ・モンスター、秋のキノコシーズンになると早速ビデオカメラを持って山に入って行きます。両手一杯に抱えた舞茸の動画を撮るためです。撮った動画?youtubeにアップする?違います。NHKの地方ニュースに投稿するんです。そこはやはりアナログなんです。

3年程前、ヨメが山でナメコらしきものを採ってきてマッシュ・モンスターに同定してもらったのが、僕の頭の中が、きのこワンダーランドに・・・ハジマリでした。

それからは、寝ても覚めてもきのこ。知識の源、本棚には瞬く間に数冊のきのこ本がキラキラと異彩を放っていました。

幸いなことに、山登りで鍛えた脚と山歩きの道具で、いかにも、きのこが有りそうな山へ行けば、そこそこ簡単にナメコの幼菌を発見することが出来ました。

そして、この年はクリタケがワンサカありました。早速収穫して、ホイル焼きで頂きました。

当然、野生のきのこ。口に入れるのにはかなりの度胸がいります。でも、ホントにヤバイのは数種類。あとは、最悪リバースかトリップでしょう。まぁ、毒見として少量口に入れ数時間様子を見られるのは僕の役目。ヨメは結果が出てから食べます。勿論、少量とはいえ、あらゆる角度から観察します。ちょっとでも心配なものは口には入れません。

初めの年、この年は、ナメコとクリタケを頂きました。

翌年は、チャナメツムタケ・・・これはいかにもキノコ的な造形、味もホントに美味しいですよ。

ムキタケ。ムキタケは大豊作でしたね。と言っても、あまり好きな味じゃないので最初にちょっと採って、あとは放置プレイでした。

そして、今年・・・早速、偵察に行って参りました。

大分乾燥したヒラタケが・・・

これ、数年前まで食べられていたスギヒラタケ。大発生していましたが、当然放置プレイ。

ホコリタケも大発生。食べられるらしいんですが、キモいんで放置プレイ。

ニガクリタケ。毒きのこ。イッパイありました。

スッポンタケの老菌。元気におっ立ているところが観たかった・・・これじゃ、バイア・・も無意味、残念。

この日は、まだまだ山が乾いていてダメでしたねぇ。もうちょっと雨が降ってくれないと・・・。



で、3年も同じ所に通うと、面白いものが見られるんです。


2010年11月21日



2011年11月13日



2012年10月14日

すべて同じ場所。ヒトヨタケの仲間?大増殖ですよ。面白いでしょう?。


きのこ、楽しいっすよ。もうちょっと寒くなれば、今年もまたナメコ沼に突入です。どうっすか?きのこ始めません?

こんな感じでナメコ探しをします。





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